果報プロデュース「あゆみ」
果報プロデュース「あゆみ」

2022.9.28 wed - 10.2 sun
作・演出=柴幸男(ままごと)
プロデューサー=山本沙羅(演劇集団キャラメルボックス)
場所=すみだパークシアター倉
kahouproduce.com
演劇集団キャラメルボックス所属・山本沙羅の個人演劇企画第二弾。
TICKETS?

演劇集団キャラメルボックス所属・山本沙羅の個人演劇企画第二弾。

「あゆみ」とは

劇作家・演出家の柴幸男が、2008年に初演し、その後も全国各地で上演され続けている、柴幸男が主宰する劇団ままごとの代表作。1人の女性の一生を、数人の女優が入れ代わりながら、歩き続ける時間軸に沿って演じていく。

ごあいさつ

柴幸男

(劇作家・演出家・ままごと主宰)

柴幸男

『あゆみ』は特別な作品です。不思議な周期であらわれて成長する。本作で主に描かれるのは「女性」と「人生」。そのどちらの描かれ方にも今、僕は疑いを持っています。ちなみに「演劇」にもあらためて疑いを持っています。誰もが当たり前を疑わざるを得ない今、『あゆみ』を作れることをありがたく思います。舞台でしか起こせない非日常を、これからも肯定できる何かを、出演者やスタッフ、そしてお客様と一緒に作り出したいと思います。

『あゆみ』は特別な作品です。不思議な周期であらわれて成長する。本作で主に描かれるのは「女性」と「人生」。そのどちらの描かれ方にも今、僕は疑いを持っています。ちなみに「演劇」にもあらためて疑いを持っています。誰もが当たり前を疑わざるを得ない今、『あゆみ』を作れることをありがたく思います。舞台でしか起こせない非日常を、これからも肯定できる何かを、出演者やスタッフ、そしてお客様と一緒に作り出したいと思います。

山本沙羅

(演劇集団キャラメルボックス所属)

山本沙羅

俳優が本業である私が舞台をプロデュースする理由の一つは、誰かが企画してくれるのを待っていられないくらい、俳優として挑戦したい作品が明確にあったからです。それが『あゆみ』でした。8人の女優で、1人の女性の一生を演じる。舞台セットはシンプルに。俳優が歩み続けることで、その一生を舞台に乗せます。どうか、劇場で、その生きたエネルギーを受け取っていただけたらと願っております。

俳優が本業である私が舞台をプロデュースする理由の一つは、誰かが企画してくれるのを待っていられないくらい、俳優として挑戦したい作品が明確にあったからです。それが『あゆみ』でした。8人の女優で、1人の女性の一生を演じる。舞台セットはシンプルに。俳優が歩み続けることで、その一生を舞台に乗せます。どうか、劇場で、その生きたエネルギーを受け取っていただけたらと願っております。

柴さん。「あゆみ」のこと、もっと聞かせてください!(インタビュアー・山本沙羅)

SPECIAL INTERVIEW

CAST

  1. 石森美咲

    (演劇集団キャラメルボックス)

  2. 稲田ひかる

  3. 井上みなみ

    (青年団)

  4. 小口ふみか

  5. 田久保柚香

  6. 橘花梨

  7. 山本沙羅

    (演劇集団キャラメルボックス)

  8. 前田 綾

    (演劇集団キャラメルボックス)

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  1. 石森美咲(演劇集団キャラメルボックス)

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  2. 稲田ひかる

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  3. 井上みなみ(青年団)

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  4. 小口ふみか

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  5. 田久保柚香

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  6. 橘 花梨

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  7. 山本沙羅(演劇集団キャラメルボックス)

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  8. 前田 綾(演劇集団キャラメルボックス)

TIME TABLE

2022.9.28 wed - 10.2 sun
9.28
-
19:00
9.29
14:00
19:00
9.30
-
19:00
10.1
13:00
18:00
10.2
12:00
17:00

※上演時間は100分を予定。※開場は開演の30分前より。

TICKET

※本公演は、対面舞台(客席が舞台を挟んで2箇所に存在します)を予定しております。
客席の最前列席は舞台上の発声等を伴う出演者からそれぞれ2メートルの間隔を確保します。
※全席指定席、税込

〈一般発売〉

※各公演 2日前 23:59 まで販売。
10月2日(日)公演のみ、3日前23:59まで販売。

  • 一般

    4,000円

    小・中・高校生

    2,000円

発売開始

7 月 23 日 (土)10:00 ~

〈当日券事前予約〉

  • 当日

    4,300円

各公演 前日10時(10月2日(日)公演のみ、2日前10時) に
Twitter(@kahouproduce)で告知いたします「当日券予約フォーム」から、
先着順に当日券のご予約を承ります。

【受付時間】9月28日(水)公演~10月1日(土)公演:各公演 前日10時~開演時間の2時間前
10月2日(日)公演:公演2日前10時~各開演時間の2時間前

※予約なしでの当日受付販売はございませんので、お気を付けください。

THEATER

すみだパークシアター倉

東京都墨田区横川1-1-10(入口は大横川親水公園側)

▼アクセス

  • JR総武線 / 錦糸町駅(北口)より徒歩15分
  • 都営浅草線 / 本所吾妻橋駅(A2出口)より徒歩13分
  • 都営浅草線・京成線 / 押上駅(A2出口)より徒歩14分
  • 半蔵門線・東武線 / 押上駅 (B2出口)より徒歩15分 ※半蔵門線・東武線からはA2出口には出られません。
  • 東武伊勢崎線 / とうきょうスカイツリー駅より徒歩12分

新型コロナウイルス感染予防策
お客様へのお願い

本公演は、上演にあたりまして「公益社団法人全国公立文化施設協会」等の定められた感染症対策に関するガイドラインを遵守し、お客様に安心してご観劇いただけるように努めます。
今後の公演について重要なお知らせや変更がある場合には、当サイトにて随時お知らせいたします。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。

CAST

  • 石森美咲(演劇集団キャラメルボックス)
  • 稲田ひかる
  • 井上みなみ(青年団)
  • 小口ふみか
  • 田久保柚香
  • 橘 花梨
  • 山本沙羅(演劇集団キャラメルボックス)
  • 前田綾(演劇集団キャラメルボックス)

STAFF

作・演出柴幸男(ままごと)
舞台監督村岡晋
照明中佐真梨香(空間企画)
音響今里愛(Sugar Sound)/谷井貞仁(Collage Sound)
衣裳協力惡だくみ舎
宣伝美術・WEBデザイン太陽と雲
宣伝写真久富健太郎(SPUTNIK.Inc)
宣伝ヘアメイク伏屋陽子(Esper)
WEBコーディング阿波屋鮎美(ブラン・ニュー・トーン)
舞台写真保坂 萌
DVD収録TWO-FACE
アンダースタディ中野亜美
制作阿部りん、鈴木ゆか
協力(五十音順) イトーカンパニー、Esper、演劇集団キャラメルボックス、㈱大沢事務所、空間企画、コマツバラミワ、Collage Sound、Sugar Sound、SPUTNIK.Inc、スペースクラフト・エージェンシー、青年団、ブラン・ニュー・トーン、ヘリンボーン、ままごと、(有)レトル
プロデューサー山本沙羅(演劇集団キャラメルボックス)
主催果報プロデュース、ナッポス・ユナイテッド
企画・製作果報プロデュース
柴さん。「あゆみ」のこと、もっと聞かせてください!

SPECIAL INTERVIEW

柴さん。「あゆみ」のこと、もっと聞かせてください!(インタビュアー・山本沙羅)

「あゆみ」の生みの親である柴幸男さんに、
企画・出演の山本沙羅が、
「あゆみ」について質問しました。

山本沙羅

平凡な女性の一生を、小道具や舞台機構に頼らず、役者の生身の身体表現をもって物語を紡いでいくという「あゆみ」の演出に、一俳優としてわくわくしています。柴さんの作品づくりにおいてのアイディアは、演出が先なのでしょうか?それとも脚本が先なのでしょうか?

柴幸男

「あゆみ」は特別な作品で歩みで役を交換していく演出が先に浮かびました。短編をつくってすぐに、この演出なら複数人で長い年月の成長譚が描けると思い長編の執筆を行いました。いつも夢のような曖昧な映像が浮かび、演出と劇作の両面でその夢を追いかけている心地です。

山本沙羅

「あゆみ」を制作された当時のことについて伺いたいです。制作のきっかけとなった出来事や、発想の糸口はあったのでしょうか?

柴幸男

岡田利規さんの「三月の5日間」における複数人での役の交換に影響を受けたことは間違いありません。戯曲内容では自身の記憶を普遍化していくような作業でした。

山本沙羅

柴さんは、近年の劇団員の皆様との創作活動の中で様々な挑戦をされていると感じますが、今回の果報プロデュース「あゆみ」に期待すること、やってみたいと思うことはありますか?

柴幸男

劇団での創作の中で、あらためて役柄と役者の一致を前提としない演劇を作っていきたいと考えたので「あゆみ」はうってつけの作品だと思います。役者の年齢が同一であるという現実をどう作品に練り込むことができるか考え中です。

山本沙羅

青年座さんの「あゆみ」や、今年5月に上演された「あゆみ(短編)」で男性もキャスティングされていましたが、今回女性だけの「あゆみ」にこだわった理由がもしあれば、伺いたいです。

柴幸男

個人的には性差でのキャスティングは今後、避けていきたいと考えています。ただ女性の成長をモチーフとした「あゆみ」の戯曲を初演同様に女性たちと精査していきたい気持ちはありました。もしかしたら、女性だけとつくる「あゆみ」はこれが最後になるかもしれません。

山本沙羅

「あゆみ(長編)」を柴さんが演出されるのは久しぶりですが、特にどんな方に観ていただきたいとお考えでしょうか?

柴幸男

まずは今、この状況で、演劇を観たいと思っていただけるすべての方に安心して観に来ていただきたいです。そして、わがままを言わせてもらえるなら、若い人たちに観て楽しんでもらいたい、演劇に希望を持ってもらいたいと思っています。楽しめる非日常を、日常への柔らかな眼差しを、ご用意するべく努力します。

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